無限の欲望の果てにあるもの・・・

こんばんは。MASAHIROです。

前回の

”原点回帰とゴール設定の関係性”

のメールで多くの方から返信をいただきました。

それらの返信を踏まえて、今回のメールを書いていきたいと思います。

今回、話をしたいのは、仕事の4つのステージについてです。

これは僕が今学んでいる講座で紹介されていたことなのですが、仕事への取り組み方は以下の4つに分類されるそうです。

1、Lightステージ
「使命・天命に目覚めて働いている」(貢献≫欲望)

2、Lifeステージ
「生きがいを感じながら周りに喜ばれて働く」(貢献>欲望)

3、Likeステージ
「やりがいを求めて楽しく働いている」(欲望>貢献)

4、Riceステージ
「食べるために仕方なく働いている」(欲望≫貢献)

です。

特に、この中でも大きな分岐点になるのが、「2」から「3」の部分です。

自分の欲望を叶えることよりも人への貢献を考えるようになるステージです。

これは、一見すると自分の欲望を抑え込んで貢献しないといけない苦行のように感じるかもしれませんが、そうではありません。

貢献をすることが自分の欲求を満たすことに繋がっている状態です。

ちょうど、貢献のステージにいるであろう読者の方(Kさん)から返信を頂いたので、今回はそれをシェアしたいと思います。

↓以下メールの抜粋です。

現在、鍼灸院を経営しています。

鍼灸はある程度の水準に達すると、現代医学で治癒をあきらめて
しまわれた方の何割かは確実に治してあげられるようになってくるので、
患者さんに元気になってもらって喜んでもらう事にやりがいを感じています。

10年後20年後も、この仕事をやり続けていくと思います。

経営は順調で、現在、鍼灸師を育てることを課題として取り組んでいます。

鍼灸師になるには少なくとも3年勉強する必要があるのですが、
卒業された方を採用しても鍼が出来ません。

資格試験に実技が無くなってしまい、学校でほとんど実技を
やってきていないからです。

そこで就職先で技術を磨くことになるはずが、鍼が出来る仕事場
というのはほとんどありません。

医道の日本誌という鍼灸の業界紙があるのですが、そこの求人欄には
整骨院と整形外科が殆どで、そこでの仕事は保険のマッサージや、
低周波治療器のセッティングなどおよそ鍼と関係ない仕事しかありません。

経験を積む事が出来ないので鍼がうまくならず、せっかく免許を
取ったのに鍼灸の仕事を辞めてしまう人が後を絶ちません。

僕は運良く、鍼が出来る環境で経験を積む事が出来たので、
自分の経営が安定したら、鍼灸師に鍼の出来る職場を提供したい
と考えていました。

そうすることが、僕に経験を積ませてくださった先生への恩返し
になるのかなぁと考えています。

ところがこれが思ったよりも大変で、採用すればするだけ、
一から教えないと行けない分、経営的にはマイナスになって
しまいます。

なんとか新米スタッフが鍼が出来るようになるまで、
自分のお給料分を稼いでもらう事が出来ないかなぁと
考えて方法を探しているときに、MASAHIROさんの講座を知りました。

鍼の練習をしてもらいながら、物販の方を手伝ってもらえばいいかなぁと考えたわけです。

もう来年3月卒業予定の鍼灸師を二人採用しちゃったので(笑)

それまでに安定して仕入れられるようになりたいと考えています。
講座の方、頑張ってついていきますのでこれからもよろしくお願いします。

↑以上、メールの抜粋終わり。

どうでしょうか?

貢献のステージにいる人の雰囲気がなんとなく伝わりましたでしょうか?

Kさんにとっての仕事の意義は

「鍼灸師に鍼の出来る職場を提供することで、鍼治療によって現代医療では治療できない人の役にたっていきたい。」

というものなのです。

だからこそ、

・保険のマッサージ
・低周波治療のセッティング

等の鍼とは関係ない仕事ばかりで、鍼の技術を伸ばせない鍼灸師に溢れるかえることに嘆きを覚えているのだと思います。

資本主義経済のパラダイムで生きていると

「利益最大化=ビジネスにおける至上命題」

みたいな間違った認識が広まりがちですが、そんなわけはないのです。

僕の近所でも整骨院が増えていて、

”いかに定期的に継続的に通ってもらうか?

また、それらの業務をいかに効率化するか?”

ということを考えて経営している整骨院が増えているように思えます。

病院としての利益を最大化しようと思えば、

・定期的
・高頻度
・手間要らず

な治療をしたほうが利益が増えるからです。

そのため、

・ウォーターベットのマッサージ機
・低周波のマッサージ機
・加圧マッサージ機
・アルバイトによるマッサージ

等を組み合わせて、待ち時間をないように工夫しているところが多いです。

医療の目的は、体の不調和を調和に導くことのはずなのに、短期的な利益を最優先することで、その役目を果たせていないのです。

欲望のステージにいる人であれば、

「そうはいっても、こっちのほうが利益が最大化されて
患者さんからも不満の声もないし別にいいじゃん!」

となります。

確かに、患者さんもすごく安い値段でマッサージを受けれて満足して帰っているのです。

しかし、貢献のステージ以上にいる人は、このことに違和感を強く覚えるようになります。

「それって根本治療になってなくないか?」

「患者さんは今の治療に満足していたとしても、それは
知識がないだけで、本心では根本治療を求めているの
ではないか?」

と思うようになってくるのです。

そのステージになると、

”目先の利益を捨ててでも職分を追求していきたい。”

と思うようになってきます。

心を静かに落ち着けて考えてみれば、誰でも同じ結論にいたるはずなのですが、周りが欲望にまみれている人が多いとそれが曇って見えなくなりやすいです。

「そうは言っても、まずは、自分自身が満たされて
いなければ人のためになど生きれないのでは?」

という意見も出てきそうなので、一応答えておきますが、それも間違いではないです。

ただ、問題なのは、

”自分が満たされていないとは何を持って感じているのか?”

という部分です。

これが多くの場合は他者との比較によって感じているのです。

・もっとお金が欲しい
・毎月は旅行に行きたい
・もっとモテたい
・愛されたい
・広い家に住みたい
・もっとみんなに認められる社会的地位が欲しい

これは全て周りの友達や知り合いの影響からきていて、本当はどうでもいいと心の底では
思っていることが多いわけです。

お金で言えば、

年収3000万円を超えた頃には周りには年収1億円とかもいることでしょう。

毎月、旅行にいけるようになったときには、1年で100日以上旅行にいくひとと友達になって
いたりします。

モテるようになった頃には、愛人がたくさんいる友達と出会っていたりします。

自分なりに広い家に住めたときには、その倍近い大きさの家に住んでいる友達ができます。

この欲望には終わりがなく果てがありません。

「もっと欲しい。もっと欲しい。」

と思い続けることになるのです。

これって本当の意味では幸せだとは言えなくないですか?(むしろ、終わりがない地獄だなと・・・笑)

と最近、強く思うわけです。

それよりも、

「鍼の練習をしてもらいながら、物販の方を手伝ってもらえば
いいかなぁと考えたわけです。
もう来年3月卒業予定の鍼灸師を二人採用しちゃったので(笑)」

こうやって思考錯誤しながらでも、自分の信じる道を進んでいる
Kさんの方が僕にはよっぽど幸せに感じます。

ということで、色々と”原点とゴール”のメールを以前
頂いたのですが、せっかくなので、もっと昇華させて考えて
見てもらうといいかなと思い、今回のメルマガを書きました。

マズローの欲求5段階説で言うなら、

1、生理的欲求
2、安全欲求
3、社会的欲求
4、尊厳欲求
5、自己実現欲求
(ちなみに、6つめがコミュニティ発展欲求とのことです。)

の「1」~「4」をゴールに設定していた方は、「5」~「6」のゴールまで考えてみましょう。

「1」~「4」の欲求は全て叶ったと過程して、そのときにあなたは残りの人生を何に捧げていきたいと感じるのかを返信してもらえればと思います。

コツは妄想でもいいので、考えて書き出してみることです。

今回のメールもみなさんからの返信があったので、それらをさらに発展されるメールが書けました。

前回の”原点とゴール”について返信していないという方も、今回のメールを参考に”原点とゴール”を考えて遠慮なく返信してみてください。

また、返信があればそれらを参考に次のメールを執筆していきたいと思います。

それでは、ありがとうございました。

MASAHIRO

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